無線LANを始めて4ヶ月、一番恐れていた?嬉しい非常事態が・・・


 

八雲町ブロードバンド化計画
大勝利宣言!

おいおい!この計画いつ出来たんじゃ?・・・・まあまあ(爆)

   Y.P.Dでは、平成13年7月より高速常時接続(と言っても128kbpsですが)環境を
  自らの手でと2.4GHz帯を利用し無線LANを構築しました。
  一般人には無謀とも思える出資額を支払い無線LANを構築し、それはそれは
  今までとは違う快適なWEB環境を手に入れました。
  全くの素人集団Y.P.Dの快挙は北海道新聞の全道版経済欄で大きく紹介され
  この業界へ一石を投じたものとなりました。
   さらに同じ悩みを持つ全国の仲間や、関係機関からは驚くほど多数の
  励ましや問い合わせをいただき、事の重大さを再認識させられたほどでした。

   現在、都市部では当然の常時接続(フレッツ系)そしてYahooBBを初めとする
  高速回線接続サービス(ADSL・CATV・FTTH等)のブロードバンドが
  当然のように語られるようになってきました。
   しかし、人口1万8千弱の八雲町ではADSL等は夢の夢でした。
  NTTを初め、ISP各社へ相談しても採算面から相手にされず
  「デジタルデバイド」と「過疎化」という最悪の相乗効果が危惧されておりました。
   それらへのY.P.Dが出来るささやかな抵抗が無線LANと言う形でした。

   さあこれから減価償却(爆)という矢先・・・・・・・・・
  平成13年10月17日にNTTから緊急の発表がされました。
  それは、渡島・檜山全域への「フレッツ・ISDN」、それと
  八雲町(市街地のみ)での「フレッツ・ADSL」サービスの開始発表でした。
  なんと!サービス開始は14年1月23日と書かれているじゃないか!!

  「エ〜ッ! 話聞いてないよ!!」

   「寝耳に水」「晴天の霹靂」です。早速各方面にメールで問い合わせましたが
  NTT函館・札幌レベルでも「驚いた!」との回答です。
  ISP各社も、「何故?」と当惑気味な返事ばかりでした。
  都市近郊の町村でのADSLサービス開始はよくありますが
  函館市から約80KM離れた町にポツンとADSLサービス開始だなんて!!

   「何でこうなったんじゃ・・・・・・・・?」

   各方面の話を総合的に判断すると「あの新聞記事」が引き金のようです。
  田舎にはブロードバンドは来ないと「叫び」「暴れる」怖いもの知らずの素人集団の
  とてつもない活動実績が何と八雲町のブロードバンド化を実現させてしまったのです。  
  やれば出来るじゃん(爆)そうY.P.DとNTTを褒めてあげたい心境です。
  それも、町民全体が恩恵をこうむるわけです。Y.P.Dも本望です!
  我々の投資額が・・・・なんてセコイことは言いません。
  ともかく「八雲町ブロードバンド化計画」は現実されるのです。
  その呼び水に間違いなくY.P.Dがなったと勝手に我々は自負しております。

ここにY.P.Dは声高らかに勝利宣言をします。

      平成13年11月27日

八雲パソコン同好会(Y.P.D)

 
 


さて、無線LANは平成14年5月までHOTcNの専用線での
サービスを続行することと決めています。
無線LAN機材は無線HUBとして希望者に転売するか
はたまた、ADSLサービスエリア外の会員向けに
ADSLを配信するサービスも可能と考えています。
さらに、他町の同じ計画を企てている仲間から転売要請が
多数来ているのも事実です。
転んでもただでは起きあがらないY.P.Dです(爆)